アメリカ大陸ニュース

さる月曜日開かれたオンライン南米共同市場議会でアルゼンチン代表はアルゼンチン南部におけるチリによる海洋境界線の侵略に拒否の意を表しました。 このバーチャル議会に招聘されていた、レオナルド・パラディス アルゼンチン南部サンタ・クルス州下院議員は、「チリとのこのような紛争は過去のものだと思っていた」と述べ、「一刻も早く行動を起こす必要がある」と語りました。         8月27日チリ大統領法令により海洋境界線の変更は施行され、アルゼンチンの領土侵略を意味することをアルゼンチンは断固として拒否すると記された議会誌が近日中に発表されます。 1984年締結されたアルゼンチン・チリ和平友誼協定には、南大西洋の5.000海里の大陸棚と海底床はアルゼンチンが主権を行使するとあるにも関わらず、チリが一方的にこの海洋圏を自国の海図に加えていたことで両国間が緊迫したそんな状況の中行われた南米共同市場議会となりました。  

Raeラエ科学・環境・技術

現在サン・マルティン国立大学とアルゼンチン国立研究機関Conicetが共同開発している新型コロナウィルス国産ワクチンのための増資が認可されました。1億2千万ペソに上る融資で、動物におけるテストなどをカバーします。 後残すところ18ヶ月間の研究期間となります。          

大陸棚紛争

アルゼンチンは領土最南端の5.000キロに及ぶ大陸棚主権を再度主張しました。チリが突発的に発表した最新の海図には同圏はチリ領土として表記されています。 隣国チリ セバスティアン・ピニェーラ現政権イメージアッ プのために採られた策だと見られています。外交的に解決されるのが最善と思われるものの、ピニェーラ大統領は新たに発言を繰り返し、両国間関係に緊張が奔る状態となっています。 先週金曜日ピニェーラ大統領は“チリは正当に権利行使をしており、歴代の国家元首が行ってきており、果たす義務でもある”と全国に向けてスピーチしました。 1984年に当時のローマ法王ヨハネ・パウロ2世の仲介により締結されたアルゼンチン・チリ和平・友誼協定には、紛争の源となっていた5千キロに及ぶ大陸棚はアルゼンチンの管轄下に置かれると明記されており、今回のチリ側の姿勢はそれを無視するものとなります。 アルゼンチンの国営テレビ放送局で、フェリーペ・ソラ−外務大臣はアルゼンチンの海里主権の主権を1984年の和平・友誼協定を通じて再度確認し、“5.000キロに及ぶ大陸棚はアルゼンチンの領土であり、2万5千キロの大陸海底床は人類遺産として認定されており、今回のチリの突発的な大統領法令はそれを一方的に自国のものとしている”と語りました。     去る週末アルゼンチンのプレス・メディアは、英国資本企業がマルビーナス諸島に巨大な港を2年後に建設予定と報道しました。 ティエラ・デル・フエゴ州政府は巨大港建設プロジェクトを阻止するため、法的措置を採っています。ウスアイア港の役割を横取りすることになり、経済的損失は大きく、また環境破壊も大きくなると警告を出しています。 188年前より英国はマルビーナス諸島を不法占拠しており、アルゼンチンは毎年国連でマルビーナス諸島主権を主張しており、多くの国々の支持をえています。 アルゼンチンの専門家らはチリ側の姿勢は侵略的行為で、歴史的に盟友関係にある英国側の姿勢に通じるものであると分析しています。

エルナン・エスペホとナシオナル・ロックのRAE世界に向けてアルゼンチン のための共同製作   アーティスト名:Andando descalzo 曲名:“La luz sin aclarar” ft Sebastián Teysera Andando descalzoは25年のキャリアを誇るブエノス・アイレス市出身のメンバーで構成されるロックバンドで、クンビアやクアルテトのリズムとのフュージョンを得意とします。す。“La luz sin aclarar”は新曲で、バンド・La vela puercaのウルグアイ人のボーカルSebastián Teyseraとのジョイントで作られました。メキシコでツアーを終え、ブエノス・アイレス市内のTeatro Operaでもリサイタルを開きました。現在準備中のアルバム“Extraño”に収録予定で、カルナバリートのリズムが感じられるオリジナリティーあふれる1曲です。         アーティスト名:Amanda […]

短波放送とDX

アルゼンチンのニュースで始めます。 去る金曜日8月27日、アルゼンチンで初めてラジオ放送が行われて101周年を迎えました。 1920年の8月27日、アルゼンチン・ラジオ協会と自称する4人の若者Enrique Susini, César Guerrico, Luis Romero CarranzaとMiguel Mujicaがブエノス・アイレス市内のコリセオ劇場の屋上より、ワグナーのオペラParsifalのラジオ放送を行いました。準備された機材は小型マイクと出力僅かな送信機でした。医者だったEnrique Susiniがマイクを握り、 Maestriテノール歌手、Sara Césarソプラノ歌手とRossi Morelliバリトン歌手の紹介を行い、オペラ番組放送は始まりました。100人ちょっとのオーディエンスがあったと記録には残っています。     1つの番組としてラジオ放送が行われたのはこれが最初となります。ラジオ放送は第1次世界大戦時もありましたが、以前は短いもので、大体が戦争・戦況に関するものでした。 ラジオ放送のこの4人は“屋根裏のクレイジーな奴ら”として知られます。平和時に文化的内容の番組がラジオ放送でも可能であるとパイオニア的存在の4人でした。 1968年の8月27日、アルゼンチン・アナウンサー協会は8月27日をアルゼンチン・ラジオの日と制定するよう提案し、1970年に大統領法令により正式に認定されました。 メキシコのニュースです。 ベラクルス大学は周波数1300kHzのラジオAM放送の試験的運転を始めました。12時から16時までとなります。 同大学は周波数90.5でFM放送も行っており、インターネットサイト、HPwww.uv.mx/radioでもストリーミング配信を行っており、また公式アプリもAndroid や iOSでダウンロード可能です。 次いで世界の短波放送の受信報告です。 […]

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新型コロナウィルス:人類の歴史を塗り替えてしまったパンデミック

この8月の最後の日曜日、この1年間で最も低い1日あたりの新型コロナウィルス感染者数、2.073人が記録されたと保健省は発表しました。 ワクチン接種キャンペーンの順調な進展と市民の日頃の予防対策が功を奏し、この13週間連続で感染者数は低いものとなっていると保健省は報告しています。 新型コロナウィルス感染第2波は収まりつつあり、国内でのデルタ変異株はコントロールされており、市中感染は回避できていると報告されています。          

アメリカ大陸ニュース

ジャイール・ボルソナロ大統領は干ばつにより水力発電のキャパが最小にまで狭まれ、ラテンアメリカ最大の産業国のブラジルは、エネルギ−不足により危機的な状況に陥っていると警告を出し、電気代は高くなるとのべ、家庭における水道水の使用をなるべく抑えるよう市民に要請しました。       州知事らがエネルギーに関する税金を下げたことに責任があると批判し、市民に対し、家庭での節電を徹底するよう求めました。 このエネルギー危機で、年末までに隣国からエネルギーを購入するようエネルギー管理局は示唆しています。

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